漫画を描こう「表紙編」

記事を書く順番を失敗しちゃったねこやです。
最近の冷え込み方は尋常じゃないですね…
朝の起床がとてもツライです。

それでは今回は(やっと)表紙についてです。

表紙というのは本で一番最初に目に映るところですね。
制作側にとってもおのずと気合いも入ってしまうところでもあります。

表紙とは「オモテ表紙」「ウラ表紙」「背表紙」の三種で成り立ち、
すべてそろって表紙となります。

もちろん自分で作る場合すべて作らなければいけません。

表紙を作る時はすべてを一枚のデータで作成します。
まずは下の画像を見てみましょう


※大友出版印刷さんのWEBサイトより

かわいらしいウサたんのイラストがある左側が「オモテ表紙」
左側が「ウラ表紙」、真中の部分が「背表紙」となります。

これを見ると分かると思いますが、本文(中身)をこの表紙で
挟むようにして製本するのです。

ここで大事なのは表紙を作る時はかならず一つのデータで作成する事!
間違ってもオモテ、ウラ、背と三つにデータを分けないように!

また上の図でも書いていますが背表紙は本の厚さがある時だけ必要なので、ページ数が少ない時はあまり気にしなくてもかまいません。

それとフルカラー表紙の場合は解像度を350dpiにしておきましょう。


今回の本の表紙はこのような感じです。(ラフですが…)

表紙データは一つですが、作成中はもちろんオモテとウラを分けて描いてもかまいません。
最後に一つのデータとしてまとめればいいだけなので問題ナシです。

本文の時と同様に表紙のテンプレも大友出版印刷のWEBサイトにて
配布されておりますので、ぜひ有効に活用しましょう!


これにて作成の工程はすべて終わりとなります。
しかしまだ油断してはいけませんよ!
作った原稿も入稿しなくては意味がありません!

ということで次回は入稿についてです。